保護犬の気持ち
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保護犬が慣れるまでの期間は?5歳の元繁殖犬を迎えてわかった変化【体験談】

キーマわんこ
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成犬の保護犬が新しい家に慣れるまでの期間は、2週間〜3か月ほどがひとつの目安です。

ただ、実際に5歳の元繁殖犬を迎えて感じたのは、ある日突然「慣れた!」と分かるわけではないということでした。

迎えたばかりの頃は、ごはんも水も口にせず、食器が当たる小さな音にもビクッ。2週間ほどすると横向きでぐっすり眠る姿が見られるようになりましたが、それでも車の音や家族のくしゃみで飛び起きることがありました。

「少し慣れてきたかな」と思っても、「ああ、まだまだなんだな」と感じる。その繰り返しでした。

それでも、ごはんを人がいるところで食べられるようになり、物音で飛び起きることが減り、気づけば生活音の中でものんびり眠っている。

わが家の場合、慣れるまでとは「何日たったか」よりも、安心して過ごせる時間が少しずつ増えていくことだったように思います。

この記事では、少しずつ“うちのコ”になっていくまでの変化と、焦らず見守るために意識したことを、実体験をもとにまとめます。


迎えて最初の1週間、どう過ごせばいい?わが家の過ごし方はこちら

共働き家庭でも安心!成犬保護犬を迎えて最初の1週間ロードマップ
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5歳の元繁殖犬がわが家に慣れるまでに見られた変化

時期ぷっちの様子
迎えた夜ごはん・水・トイレはなし。緊張している様子
翌朝私と目が合ったまま、思わずうんち(笑)。その日から散歩では排泄できるように
1〜2日目人がいると食べない。ごはんと水を置いて退室すると、こっそり食べていた
2〜3日後人がいても食べたり水を飲んだりできるように。ただし、こちらはなるべく見ないように
最初の頃食器の音や触ろうとする動きにもビクッ。ただ、怒ったり拒んだりすることはなかった
2週間ごろ横向きでぐっすり眠るように。でも車の音や家族のくしゃみで飛び起きることも多かった
その後物音で飛び起きることが少しずつ減り、生活音の中でもリラックスして過ごせるように

こうして並べると順調に慣れていったように見えますが、実際はもっとゆっくりでした。
「昨日できなかったことが今日はできた」というより、あとから振り返って「あれ?最近ビクッとしなくなったな」と気づくことのほうが多かったです。

だから、迎えて1週間、2週間たってもまだ緊張している様子があっても、焦らなくて大丈夫。その子なりの小さな変化を見ながら、ゆっくり待ってあげることが大切だと感じています。

保護犬が慣れるまでの期間に個体差がある理由

  • 過去の飼育環境
  • 人との関わり経験
  • 性格(慎重・社交的)
  • 体験したトラウマの度合い

最初は緊張して静かだった犬も、安心できるようになるにつれて少しずつ本来の性格が見えてくることがあります。

うちのコも、もともと怒ったり拒んだりするタイプではなかったので、最初は「大人しい=慣れている」のか判断しにくいところがありました。

だからこそ、食べ方や眠り方、生活音への反応など、小さな変化を見るようにしていました。


保護犬がまだ慣れていないときに見られるサイン

保護犬は新しい環境で多くのストレスを感じます。以下のような行動は、新しい環境への緊張や不安が表れている可能性があります。

  • 吠え・唸り
  • トイレの失敗
  • ご飯を食べない
  • 隅に隠れて出てこない
  • 夜鳴きや落ち着かない行動
  • 子どもに距離を置く

「困った行動」と決めつけず、まずは緊張や不安がないか様子を見てあげたいところです。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

うちのコの場合は、吠えたり唸ったりすることはありませんでした。その代わり、ごはんを人前で食べない、小さな音にもビクッとする、といった形で緊張が表れていました。

保護犬が新しい家に慣れるまで時間がかかる理由

保護犬の中には、家庭で暮らした経験が少なかったり、人との関わりに慣れていなかったりする子もいます。

新しい家では、テレビや食器の音、車の音、人の動きなど、私たちには当たり前の生活音も初めての経験かもしれません。

うちのコも食器が当たる音や家族のくしゃみに驚いていました。だから「早く慣れてもらおう」とするより、この家では何も怖いことは起きないと少しずつ知ってもらう時間が必要なんだと思うようになりました。

うちのコ、
うちのコ、

パパが咳をするとママがギロッとにらんでたよ(笑)

家族ができるサポート

① 静かな環境を整える

初日は特に音に敏感です。テレビの音量を下げる、子どもにも「小さな声で遊ぶ時間」を共有しておきましょう。咳やくしゃみでもビックリする子もいます。

② 無理に触ろうとしない

犬が自分から近づくまで待ちます。手の甲を見せてクンクンしてもらってから、下から優しく撫でるのがおすすめです。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

「上から頭をガシッと触る」は怖がらせることが多いので、避けるようにしました。

③ 生活リズムを安定させる

散歩・ご飯・就寝の時間をできるだけ毎日同じにすることで安心感が育ちます。共働き家庭は朝のルーティンと夜のルーティンを家族で決めておくとラクです。

④ 安心できる“自分の場所”を作る

保護犬が落ち着いて休める場所をひとつ用意しておくと安心です。

わが家ではクレートやサークルを使わず、静かな場所に犬用ベッドを置いていました。そこで休んでいるときは、なるべく邪魔をしないようにしていました。

大切なのはクレートかベッドかではなく、「ここにいれば安心」と思える場所をつくることだと感じています。

⑤ そっとしておく時間と、楽しく関わる時間をつくる

迎えたばかりの頃は、ずっと構うのではなく、うちのコが安心して一人で過ごせる時間も大切にしていました。

ごはんも最初は私たちが見ていると食べなかったので、ごはんと水を置いていったん退室。食べているときも、なるべく見ないようにしていました。

一方で、名前を呼んで振り返ってくれたり、「おいで」と声をかけて来てくれたりしたときは、たくさん褒めて、笑って、優しく撫でる。

「そっとしておく時間」と「人と関わるのは楽しいと思ってもらう時間」を、自然と分けていたように思います。

迎えて1か月ほど経った頃からは、夫がおすわりなどを教え始めました。おやつのおいしさも知って(笑)、褒められることや家族と関わることを少しずつ楽しめるようになっていきました。

ちょうどその頃、私たちが帰宅すると喜んでくれる姿も見られるようになりました。

「この家が安心できる場所になってきたのかな」

そう感じられることが、少しずつ増えていきました。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

最初は“触らず・構わず”が基本。
焦らないって、何もしないことじゃない。
待つ時間と、関わる時間の両方をつくること。


共働きのわが家では、慣れるまでの間、留守番させることにも不安がありました。「仕事中、今どうしてるかな」と心配だった頃のことはこちらにまとめています。

保護犬の留守番は何時間まで?共働きで約10時間だったわが家の実体験
保護犬の留守番は何時間まで?共働きで約10時間だったわが家の実体験

フリー生活でも落ち着けた「うちのコの定位置」

正直に言うと、我が家はクレートやサークルを使わず、
いきなりフリーな生活をスタートしました。
人に話すたびにチャレンジャーの称号をいただいています(笑)
だからトイレにも苦労したんだと、今では自分で納得しています。

フリーで過ごすからこそ意識したのが、
「この家の中で、安心できる場所」をつくることでした。

静かな場所に犬用ベッドを置いたところ、そこが自然と“自分の居場所”になっていきました。

迎えたばかりの頃は落ち着かなかったうちのコも、少しずつそこで眠る時間が増え、今では家の中で一番長く過ごす定位置になっています。

保護犬が慣れるまでに避けたいこと

慣れないからといって…

  • 叱る・追い詰める
  • 抱っこを強要する
  • 環境の変更を頻繁にする
  • 一度にたくさんの人と会わせる

早く慣れてほしいと思うほど、つい構いたくなったり、いろいろな経験をさせたくなったりします。

でも、迎えたばかりの頃は新しい家で過ごすだけでも刺激がいっぱい。こちらのペースで距離を縮めようとせず、その子の様子を見ながら少しずつ関わることを意識しました。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

同じマンションに住む姉家族は会いに来ていましたが、「大きな声は出さないでね」とお願いしていました。


なかなか慣れないときは焦らず相談を

保護犬が慣れるまでの時間には個体差があります。数週間たっても緊張しているからといって、「まだ慣れない」と焦る必要はありません。

ただ、ごはんや水をとらない状態が続く、体調が悪そう、強い不安や攻撃的な行動が続くなど、心配なことがある場合は、動物病院や保護団体などに相談してみてください。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

「何か月で慣れなければダメ」と期限を決めるのではなく、その子の小さな変化を見ながら待つことも大切だと思います。

保護犬が慣れてきたサイン・心を開いたサイン

「うちの子、ちゃんと慣れてきているのかな」
そんな風に感じる瞬間、ありませんか?

実は「慣れる」「懐く」は、少し違うサインとして表れます。
ここでは、それぞれの段階で見られやすい変化を紹介します。

「慣れてきた」と感じる瞬間

まずは、生活そのものに落ち着きが出てくるサインです。緊張がゆるみ、家の中で自然に過ごせるようになってきた証拠でもあります。

  • 人の前でも落ち着いてご飯を食べる
  • 家の中を自由に歩き回るようになった
  • 物音への反応が穏やかになった
  • 表情がやわらかくなった

うちのコの場合、変化がわかりやすかったのは「眠り方」と「物音への反応」でした。

2週間ほどすると横向きでぐっすり眠るようになりましたが、車の音や家族のくしゃみが聞こえると、まだ飛び起きることがありました。

リラックスしているように見えても、その姿を見ると「まだまだなんだな」と感じていました。

それが少しずつ、飛び起きずに寝たまま顔を上げるだけになり、いつの間にか気にせず眠っていることも増えていきました。

「昨日から急に慣れた」というより、あとから振り返って「あれ?最近ビクッとしなくなったな」と気づく。

わが家では、そんな小さな変化の積み重ねが「慣れてきたサイン」でした。


うちのコは迎えた当初からほとんど吠えませんでした。「吠えない=安心している」とも限らないと感じた体験はこちらにまとめています。

繁殖犬が吠えないのはなぜ?6年間一緒に暮らして気づいたこと
繁殖犬が吠えないのはなぜ?6年間一緒に暮らして気づいたこと

「懐いてきた」と感じる瞬間

次に見られるのが、家族への信頼が育ってきたサインです。ここまでくると、犬の方から距離を縮めてくれるようになります。

嬉しいサイン
  • 尻尾を振りながら近づく
  • 家族の近くで安心して休む
  • 帰宅すると近寄ってくる
  • 家族のあとをついてくる
  • 遊びに誘ってくる

こうしたサインの出方は、その子によってさまざまです。すべてが見られるわけではありません。

うちのコは、帰宅すると喜んでくれたり、名前を呼ぶと振り返ったり、「おいで」と言うと来てくれたりするようになりました。家族のあとをついて歩くようになったのは、もう少し後だったと思います。

ちなみに、遊びに誘われたことは一度もありません(笑)

おもちゃで遊ぶタイプでもなかったので、「遊びに誘ってくれないから懐いていない」というわけではないんですよね。

その子なりの距離の縮まり方を見つけてあげることが大切だと思います。

キーマわんこ(管理人)
キーマわんこ(管理人)

すべてが揃わなくても大丈夫。ひとつでも当てはまったら、それはもう十分な進歩です。

保護犬が慣れるまでによくある質問

保護犬が慣れるまでどのくらいかかりますか?

2週間〜3か月ほどがひとつの目安ですが、過去の飼育環境や性格、人との関わり方などによって個体差があります。

わが家でも「この日から慣れた」とはっきり分かったわけではなく、少しずつ安心して過ごせる時間が増えていきました。

2週間たっても慣れないのは遅いですか?

2週間たっても、物音に驚いたり緊張した様子が残っていることはあります。

うちのコも2週間ほどで横向きに眠るようになりましたが、車の音や家族のくしゃみで飛び起きることがありました。

「まだ慣れない」と期間だけで判断せず、ごはんを食べられるようになった、眠れるようになったなど、小さな変化も見てあげてください。

保護犬が慣れてきたサインは?

人前でごはんを食べる、リラックスして眠る、生活音への反応が穏やかになる、家族の近くで過ごすなどが変化のひとつです。

ただし、すべてのサインが出るわけではありません。その子なりの変化を見つけてあげることが大切です。

まとめ|保護犬が慣れるまでは焦らず、その子のペースで

保護犬が新しい家に慣れるまでの期間は、2週間〜3か月ほどがひとつの目安です。

でも、実際にうちのコと暮らして感じたのは、「今日から慣れました」とはっきり分かる日が来るわけではないということでした。

最初は人がいるとごはんを食べられなかったのが、食べられるようになる。
食器の音にもビクッとしていたのが、気にしなくなる。
横向きで眠れるようになっても、くしゃみで飛び起きていたのが、いつの間にかそのまま眠っている。

本当に、少しずつでした。

昨日と今日では分からないくらいの変化でも、あとから振り返ると「あれ?最近ビクッとしなくなったな」と気づくことがあります。

だから、迎えて1週間、2週間たっても「まだ慣れてくれない」と焦らなくて大丈夫。

そっとしておく時間と、楽しく関わる時間。その両方を大切にしながら、その子なりの小さな変化を見守ってあげてください。

わが家もそうやって、少しずつ“うちのコ”になっていきました。

慣れる = 安心すること。

懐く = 信頼すること

同じように見えても、少し違います。まずは「この家なら安心」と思ってもらえたら、それで十分です。


これから保護犬を迎えようと考えている方へ
「共働きでも譲渡してもらえる?」「留守番時間に条件はある?」など、迎える前に気になる譲渡条件についてはこちらにまとめています。

保護犬の譲渡条件|共働きだと断られる?実際に確認されたこと
保護犬の譲渡条件|共働きだと断られる?実際に確認されたこと
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キーマわんこ
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駆け出しブロガー
大阪生まれの大阪育ち。現在は奈良県在住。夫と娘と元保護犬うちのコ、と暮らしています。
小さい頃の夢はムツゴロウ王国で働くことでした。昭和世代です。どうぞよろしくお願いいたします。
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