「子犬じゃなくてもいいかも」共働き・子育て家庭が成犬を選んだ理由
保護犬を迎えることは、決して特別で難しいことではありません。
共働きでも、子どもがいても、覚悟と愛情があれば「楽しい毎日」が必ず待っています。
「保護犬が気になるけど、できれば子犬がいいな」
「トイプードルやチワワの子犬って保護施設にいるの?」
そう感じる方は多いと思います。
でも実は、保護施設で人気犬種の子犬と出会える確率はとても低いのが現実です。
この記事では、その理由と背景、そして 共働き家庭や子どもがいる家庭に、むしろ向いている“成犬という選択肢” についてお話しします。
【なぜ人気犬種の子犬が少ないのか】
● ペットショップへ流通してしまう
人気犬種の子犬は、ほとんどが
ブリーダー → ペットショップ のルートに乗ります。
子犬のうちは需要が高く高額で売れるため、
保護施設に来る前にほぼ飼い主が決まってしまうのです。
● 一部の業者による過剰繁殖
売れ筋の犬種を“もっと儲けたい”と、親犬を狭いケージで繁殖させ続ける業者もいます。
衛生管理が行き届かず、保護団体がレスキューに入るケースも。

ボクは繁殖犬だったみたい…
そのため、保護施設にいる犬の多くは成犬やシニア犬。飼い主の事情による飼育放棄や、繁殖犬として役目を終えた犬が中心となります。

子犬が保護されるケース
例外的に人気犬種の子犬が保護犬として譲渡対象になることもあります。
- 多頭飼育崩壊で産まれてしまった子犬
- 飼い主がやむを得ず手放した子犬
- 身体的特徴やハンデのある子犬
ただし数はごく少なく、募集が始まるとすぐに希望者が殺到するため、譲渡のハードルは非常に高いのが現実です。
【雑種犬の子犬は多数】
野犬が産んだなど、雑種の子犬は比較的多く保護されています。
私が訪れた譲渡会でも子犬は雑種のみでした。
「トイプードルの子犬はいないんですか?」と質問した方に、スタッフさんはこう答えていました。
「純血種の子犬はいません。ここはペットショップではないので」
この言葉は今でも印象に残っています。

人気犬種の保護犬はいる?
ミニチュアダックスやポメラニアンなどの人気犬種でも成犬やシニア犬であれば保護施設や譲渡会で見かけることもあります。
ただし「子犬で、人気犬種で、条件の良い子」を探そうとすると、ほぼ出会えないと思っておいた方が良いでしょう。

共働き家庭・子育て家庭にも“成犬”は実は向いている
子犬はかわいくて魅力的ですが、
共働き家庭や子どもがいる家庭では 成犬のほうが相性が良いケースも多いです。
子犬より手がかからないことが多い
- トイレトレーニング済みの子もいる
- 留守番ができる
- 生活リズムが安定している
- 体力が落ち着いていて、噛み癖がでにくい
共働き家庭では「留守番、しつけ、夜鳴き」の負担が大きい子犬より、
成犬のほうが生活にフィットしやすいことが本当に多いです。
子どものいる家庭でも安心なことがある
成犬は性格がある程度“完成”しているため、
譲渡前に「人が好き」「子どもが苦手」「犬とは相性良い」などがわかります。
子犬はこれから性格が作られるため、
予測が難しく、子どもの行動に驚いて噛んでしまうケースもあります。
成犬のほうが「性格が見えている分、安全に迎えられる」という家庭も少なくありません。

成犬のかわいさは、子犬に負けません
保護犬を迎えるというのは、「かわいい子犬を無料でもらうこと」ではありません。
居場所をなくした犬に、「新しい家族」というぬくもりを届け、最期まで一緒に生きていく――その覚悟が大切です。
私がうちのコを迎えたとき、同僚からよく聞かれました。
「え、子犬じゃないの? なんで?」と。
確かに、子犬は愛くるしい存在です。
つぶらな瞳、ヨチヨチ歩き……見ているだけで、自然と笑顔になりますよね。
でもね、成犬も本当にかわいいんです。何が違うんでしょう。
私は成犬を迎えた身として、胸を張って言いたいのです。
成犬も、子犬となんら変わりません。
愛しさとかわいさがあふれて、心が追いつかないほどです。
お散歩やしつけが大変なときもありますが、それでもカワイイんです。
それは、子犬でも成犬でも同じこと。
中には、すでにトイレトレーニングができていたり、
お散歩も上手にできる成犬もいます。
だから、「子犬じゃないから」という理由だけで
成犬を選択肢から外してしまうのは、少しもったいない気がします。
むしろ、ある程度のしつけができていて、落ち着いているからこそ、
「成犬もいいかもな」と思ってみてほしいのです。
繰り返しますが――成犬、ほんとうにめちゃくちゃ可愛いですからっ!

5年たってうちのコ、の変化
うちのコ、は少々根暗な感じでしたがはじゃぐようにもなりました。
ひょうきんだったり、がさつだったりするところも見えてきました。
閉ざされた心が開いていくのを5年たった今でも日々感じています。
少しずつちょっとずつ、どこかの距離が縮まっていくのが
嬉しいのです。
例えば1回目の冬はお布団の足元で一緒に寝ていたのが
3回目の冬で布団の中に入ってくるようになりました。5年経った今でもまだまだ仲良くなれるな、と思っています。

お布団の中サイコー!ダッシュで入っちゃうよっ

最近はごはん食べてなかったら必ず膝の上にくるよね。

膝の上が暖かくてよく寝れるんだっ
さいごに
ペットショップで犬を迎えることを、否定するつもりはありません。
ショップに並んでいる子たちにも、素敵な家族との出会いがあることを願っています。
ただ、保護犬を迎える、成犬を迎えるという選択肢もあるということを、
ぜひ知っていただきたいのです。
- 子犬を迎えるのも素晴らしい選択
- 成犬を迎えるのも温かい選択
もしかしたら、イライラする日や叱ってしまって後悔する日もあるかもしれません。
それも家族ならどこでも誰でもあることです。
迎えたわんちゃんを新しい家族として共に過ごし、
愛情をかけて最後まで一緒にいること、
それが一番大事なことです。
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