保護犬は「普通の犬」と違う?成犬の保護犬を共働き家庭で迎えて正直に感じた大変だったこと
保護犬って、ペットショップの犬とは“違う”の?
共働きだし、子どももいるし、うまく暮らせるのかな……。
「留守番は?」「しつけは?」「子どもと相性は?」
頭の中が不安でいっぱいになりました。

でも、共働き家庭で成犬の保護犬と一緒に暮らしてみて気づいたのは——
「保護犬には違いがあるのは事実。でも、だからといって特別でも、難しい存在でもない」ということでした。
結局はただ、成犬の保護犬を家族として迎えただけ。
その自然さに気づくまで、少し時間がかかっただけなんです
■保護犬は“普通の犬”と違う?【結論】
保護犬には、たしかに普通とは違う部分があります。
でも暮らしていくほど、その違いが気にならなくなるくらい、普通に犬なんだと分かってきます。
私自身、「保護犬だから特別なのかも」と勝手に構えていたのかもしれません。
でも実際は違って、
ただの“うちのコ”であり、ただの犬なんです。
■わが家が感じた「違うところ」
共働き家庭のわが家に迎えた成犬の保護犬は、最初こんな特徴がありました。
- 吠えない、声をほとんど聞かない
- 顔をなめない、お腹を見せない
- 歯がない
- お腹に黒い汚れがあり、完全には取れなかった
- 当初はフケのようなものが出ていた(半年ほどで消えた)
- 粗相をしても気にせず踏んでしまう
- 人の食べ物にほとんど執着しない
- こちらの気持ちが伝わっているのか分からない時期があった

「なんで?」「どうして?」の連続でした。

■その違いには背景がある
保護犬は、それぞれが全く違う過去を抱えています。
人との関わりが少なかった、甘える経験がなかった、など理由はさまざま。
だから最初は“普通と違う”のは自然なこと。
でもそれは欠点ではなく、ただのスタート地点です。
■共働き家庭でも無理なく暮らせた理由
成犬の保護犬は、思っていた以上に共働き家庭と相性が良かったです。
- 成犬なので生活リズムが安定している
- 無駄吠えがほとんどない
- 子どもに興奮しすぎない
- 子犬のような長時間のトレーニングが不要
「平日に仕事があっても大丈夫なんだ」と安心できました。

■一緒に暮らすうちに見えてきた変化
暮らす時間が増えるにつれ、少しずつ変化がありました。
- 表情がやわらぐ
- お腹の汚れが薄くなる
- フケが出なくなる
- 粗相がなくなる
- 呼べばこちらを見るようになる
- 安心した寝顔を見せてくれる
ゆっくりだけど、確実に“家族”になっていく実感がありました。
■保護犬なりの甘え方が分かってきた
うちのコは、いわゆる「犬の笑顔」を見せません。
顔をペロペロなめたり、お腹をひっくり返して甘えたりもしません。
でも一緒に暮らすうちに、この子なりの喜び方が分かるようになりました。
- 散歩前は低い姿勢でくるくる回る
- 帰宅するとしっぽを振って飛びついてくる
- そのまま体をすり寄せてくる
一般的な「犬の甘え方」ではないかもしれません。
でも、どう見ても嬉しそうで、どう考えても甘えている。
顔をなめなくても、笑顔を見せなくても、
ちゃんと通じ合っているし、家族になっています。

■まとめ:違いは小さく、幸せは大きい
保護犬には“普通と違う部分”があります。
でも暮らしてみると、その違い以上に、一緒にいるだけで感じる幸せが大きいと気づきます。
私が気にしていた「普通と違うところ」は、本当に小さなことでした。
毎日のしぐさ。
安心してくれている気配。
家族が好きだと伝えてくれる態度。
それらが分かるなら、もう何の問題もありません。
ペットショップから子犬で迎えても、個性や悩みはみんな違います。
だから結局、「保護犬だから特別」というわけではありません。
ただ、うちの犬を迎えた。
それだけのことなんです。
もし今、迷っているなら。
「普通かどうか」より、「この子と暮らしたいか」を大切にしてもいいと思います。
その先に、
うちのコとのあたたかい時間が、きっと訪れます。
