共働き家庭でも安心！成犬保護犬の毎月の実質費用とやりくりのコツ
共働きで子育て中だけど、成犬の保護犬を迎えたい――そんなご家庭がまず気になるのが「毎月の費用、どれくらいかかる？」ということ。
成犬は慣れると手間もかからず、忙しい家庭とも相性◎ですが、フード代や医療費などの実質コストは知っておきたいですよね。
この記事では、共働き家庭でも無理なく続けられる成犬保護犬の毎月の費用と、やりくりのコツをギュッとまとめて紹介します。
さて、では実際にわが家の成犬トイプードル（10歳・5kg）を例に、毎月どれくらいの費用がかかっているのかを見ていきましょう。
トリミングや医療費、フードや消耗品まで、リアルな数字をまとめています。
この記事を読めば、共働き家庭でも「犬との暮らしに必要な予算」が一目でわかります。
結論
わが家の例（10歳トイプードル・5kg）では、平均で月約 ２５０００円 が目安です。大きく占めているのはこの４つ。
- 毎月のトリミング代
- 毎月のペット保険代
- 年に１度のフィラリア、ノミ予防（４～１１月分を一括支払い）
- 年に一度のワクチン接種
うちは実際にこうしています（実例）
うちはトイプードルなので、毛がずっと伸び続けます。
そのため、トリミングは必須の固定費。犬種や地域でも値段はかなり差がありますが、うちの子の場合は毎月7,000円ほどです。
ただ、私はあらかじめ 毎月10,000円を「トリミング＋病院代」の予算としてよけておくようにしています。
トリミング代の残りはそのまま病院代に積み立て。
さらに別で３０００円を自分で積み立てて、かさばるフィラリア予防やワクチン接種の一部にあてています。（やりくりがミスった月もこういうお金が助けてくれる）
フードやおやつ、トイレシートなどの消耗品は、ペットだけで管理しているわけではなく、人間の食費・日用品とまとめて家計管理しています。保険も同じで、人間の保険代と同じで考えています。
そうすると「犬の項目をいちいち分けて計算しなきゃ…」というストレスがなくなります。
厳密にいうと２５０００円かかっているものの
私の感覚では、１３０００円がうちのコ代です。
保険は加入していて、3か月分の通院費をまとめて請求しています。
だいたい1４,000円くらい戻ってくるので、そのタイミングで家族で外食したり、ちょっとしたご褒美デーにしています。
（保険が家計のクッションになってくれて、本当に助かる…！）
内訳（１か月あたり）
かかる費用を１か月あたりに換算してみると……
| 項目 | 金額（円） | 頻度／備考 |
|---|---|---|
| ドライフード | 5,000 | 毎月 |
| 缶詰（ウェット） | 800 | 200×4缶／月 |
| おやつ | 500 | 毎月 |
| トイレシート | 2,000 | 毎月 |
| トイレ消臭シート | 500 | 毎月 |
| トリミング | 7,000 | 月1回 |
| ウエットティッシュ | 300 | 600円を2か月で割り算 |
| 耳の通院（ケア） | 3,300 | 6,600円を2か月で割り算 |
| 8種ワクチン（診察込） | 約833 | 年1回・10,000円を12で割る |
| 狂犬病 | 約250 | 年1回・3,000円を12で割る |
| フィラリア・ノミ予防（4〜11月分） | 年換算 約1,833 | ８か月分の22,000円を４月にまとめて支払いを１２で割る |
| ペット保険 | 3180 | 毎月 |
合計（年平均、ドライ５000円の場合）：約２５４８０円／月
もう少し安価なフードだったのですが、モグワンにしたら缶詰を上に乗せなくても食べるようになってきました。時短とコスパを考えてもちょっと高いけど続けてみます。
保護犬を迎える家庭へのアドバイス
- 毎月2万円前後の予算を確保しておくと安心。
- シニアや持病がある犬は医療費が増えやすいので、別途の積立（毎月3,000〜5,000円）を推奨。
- フィラリア期間は出費が増えることをカレンダーに入れておく。
この記事は、10歳・5kgのトイプードルを想定した実例です。犬種や体重、生活スタイルによって費用は変わります。
✂️費用を抑えるポイント
「毎月2万円前後って、やっぱり高いな…」と思う人もいるはず。
そんな方へ、無理せず調整できるポイントをまとめておきます。
- トリミングが不要な犬種を選ぶ
ミックスや短毛の子なら、家庭でのケア中心でOKの子も多いです。譲渡会ではいろんな種類のコがいます。 - 体の小さい犬種を選ぶ ワクチンやフィラリア予防のお薬、トリミング代は体重によって費用が変わります。ごはんの量も変わりますね。
- フードの見直し
プレミアムフードでも品質が良くて、もう少し手頃な価格のものもあります。
🎀 番外編：意外とかかる“ちょこっと出費”
定期的にかかるわけじゃないけれど、思ったより忘れがちな出費もあります。
- 寝床（ベッド）
- 洋服代
どちらも値段がピンキリです。完全に、飼い主の「どこまで凝るか」次第の世界です。
こういう“ゆるい出費”も、保護犬との生活のたのしい部分。ふかふかの寝床を気に入ってくれている姿はなんとも微笑ましいです。冬に初めて服を着せた時もキョトンとした顔をしていました。
とはいえ家計に合わせて調整できる部分でもあるので、最初から無理なプランを立てなくて大丈夫です。
まずは「毎月2万円前後」の目安を意識しながら、少しずつ準備していきましょう。
共働き家庭でも、子供がいても、計画的に管理すれば保護犬との暮らしは十分楽しめます。
費用の目安を押さえておけば、あとは一緒に過ごす毎日をゆったり楽しむだけ。
今日からでも少しずつ準備して、あなたの家にぴったりのペースで素敵な家族の時間を作っていきましょう。
小さい頃の夢はムツゴロウ王国で働くことでした。昭和世代です。さあ、わんこと日々楽しみましょう