犬のシャンプー頻度は?お風呂は月何回?保護犬との実体験
犬を飼い始めると、「お風呂ってどのくらいの頻度で入れるんだろう?」と迷いませんか。
毎週?月1回?それとも臭いが気になったら?
結論からいうと、健康な犬のシャンプーは月1〜2回程度がひとつの目安です。ただし、犬種や毛質、皮膚の状態などによって、ちょうどいい頻度は変わります。
わが家も6年前、5歳の保護犬(トイプードル・オス)を迎えたとき、シャンプーの頻度がよくわかりませんでした。
それまで室内で犬を飼った経験がなかったこともあり、最初の頃はとにかく臭いが気になって、
「そろそろ洗ったほうがいいんじゃない?」
と、1〜2週間するとシャンプーしたくなっていました。
ところが、毛をよく見るとフケのようなものが。トリマーさんに相談したことで、「シャンプーは多ければいいわけではない」と知りました。
最初の1〜2年は月1回のトリミングの間にも自宅でシャンプーしていましたが、最終的には月1回のトリミングだけに。
この記事では、犬のシャンプー頻度の目安と、わが家が実際にどんなペースでお風呂に入れていたのかを紹介します。
犬のシャンプー頻度はどのくらい?

健康な犬の場合、月1〜2回程度がシャンプーのひとつの目安とされています。
ただし、「すべての犬を月2回洗わなければいけない」という意味ではありません。
犬種や毛質、皮膚の状態、汚れ具合、生活環境などによっても変わります。
皮膚の治療などで薬用シャンプーを使っている場合は一般的な頻度とは異なるため、獣医師から指示された回数を優先します。
週1回は洗いすぎ?シャンプーしすぎにも注意
臭いが気になると、ついシャンプーしたくなります。
私もそうでした。
でも、犬の皮膚は人間より薄くデリケートです。シャンプーを頻繁に使うことで必要な皮脂まで落とし、乾燥につながることがあります。
「臭ってきたから、また洗わなきゃ」
と回数だけを増やすのではなく、皮膚や毛の状態も一緒に見ることが大切です。
フケや赤み、かゆみなどが続く場合は、「もっと洗えばきれいになる」と考えず、一度獣医師に相談したほうが安心です。
「お風呂」と「シャンプー」は分けて考える
「犬をお風呂に入れる」といっても、
- 犬用シャンプーを使って全身を洗う
- お湯で汚れを流す
- 散歩後に足だけ洗う
- 濡れたタオルなどで体を拭く
では、お手入れの方法が違います。
散歩で足が汚れるたびに、全身をシャンプーする必要はありません。
「犬のお風呂は何日おき?」と考えるより、シャンプー剤を使って全身を洗う日と、普段のちょっとした汚れを落とすケアは分けて考えるとわかりやすいです。
わが家のシャンプー頻度|月2回から月1回になりました

わが家の場合、ずっと同じ頻度でシャンプーしていたわけではありません。
迎えた初日は臭いが気になり、自宅でシャンプーしました。その後、約1か月で初めてトリミングへ。そこから月1回のトリミングが基本になりました。
ただ、それですぐにシャンプーの頻度が落ち着いたわけではありません。
1か月後に初トリミング
うちのコはトイプードルだったので、しばらくすると毛も伸びてきました。
迎えて約1か月後、初めてトリミングサロンへ。
そこでカットと一緒にシャンプーもしてもらい、それからは基本的に月1回のペースでトリミングへ行くようになりました。
これでシャンプー問題は解決……とはなりませんでした。

私はまだ、臭いが気になっていたんです。
トリミングの間にも家でシャンプーしていた
最初の1〜2年くらいは、次のトリミングまで待っていると「ちょっと臭ってきたかな」と感じていました。
そのため、
トリミング
↓
途中で自宅シャンプー
↓
次のトリミング
というペースでお手入れしていました。
さらに最初の1年くらいは、1〜2週間すると臭いが気になり、犬用のシャンプータオルも使っていました。
今振り返ると、うちのコが特別臭かったというより、初めて室内で犬と暮らした私自身が「犬の臭い」に慣れていなかった部分もあったのかもしれません。
毛にフケを発見。「もっと洗う?」とトリマーさんに相談
そんな生活をしていた頃、うちのコの毛をよく見ていて気になるものを見つけました。
フケのような白いものがたくさんあったのです。
「ちゃんと洗えてないのかな?」
最初はそんなふうにも思いました。
そこで2回目のトリミングのとき、トリマーさんに相談しました。
洗いすぎもよくないと知った
トリマーさんも保護犬は初めてだったようで、少し戸惑っているように感じました。
そこで言われたのが、洗いすぎもよくないということ。
それを聞いて、とりあえずシャンプーを増やすのではなく、しばらく様子を見ることにしました。
犬のフケにはさまざまな原因が考えられます。
シャンプー剤や洗い方が合わない場合もあれば、乾燥や皮膚のトラブルなどが関係していることもあります。
だから今なら、フケを見つけて「汚れているからもっと洗おう」とは考えません。
半年ほどすると臭いもフケも気にならなくなった
一緒に暮らし始めて半年ほどすると、あれほど気になっていた臭いもフケも、それほど気にならなくなってきました。
食べ物についても原材料を見るようになり、少しずつ変えていったので、それがよかった可能性もあります。
ただ、食事を変えたから改善したのか、生活環境に慣れたからなのか、それともほかの理由なのかはわかりません。
少なくともわが家の場合は、「シャンプーの回数を増やしたから臭いとフケがなくなった」というわけではありませんでした。
わが家では、迎えたばかりの頃と一緒に暮らしてからで、うちのコの臭いの感じ方も変わっていきました。保護犬の臭いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

犬のシャンプー頻度は「臭い」だけで決めなくていい
犬と暮らし始めたばかりだと、どうしても臭いに敏感になります。
「部屋が犬臭くならないかな」
「来客に臭いと思われないかな」
「そろそろ洗ったほうがいいかな」
私がまさにそうでした。

でも、臭いが気になるたびにシャンプーするのが、その犬にとってちょうどいい頻度とは限りません。
フケ・かゆみ・赤みがあるときは皮膚の状態も確認する
フケは健康な犬にも見られることがありますが、急に増えたり、かゆみや赤み、ベタつきなどを伴ったりする場合は、皮膚トラブルが隠れていることもあります。
シャンプー剤が合っていなかったり、洗う頻度が多すぎたりする可能性もあります。
いつもと違う状態が続くときは、シャンプーの回数だけで解決しようとせず、獣医師に相談したほうが安心です。
犬種や毛質によってお手入れ方法も違う
うちのコはトイプードルでした。
トイプードルは抜け毛が少ない一方で、毛が伸びるため定期的なトリミングが必要です。
わが家では月1回トリミングに通っていたので、そのときにシャンプーもしてもらえました。
犬種によってはブラッシングが特に大切だったり、自宅でのお手入れ方法が違ったりします。
シャンプーの回数だけではなく、その子に必要なお手入れ全体で考えるほうが現実的です。
トイプードルは抜け毛が少ない一方で、定期的なトリミングが必要です。実際に暮らして感じた抜け毛やお手入れの負担については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

お風呂まで待てないとき、わが家で使ったシャンプータオル
「まだシャンプーするほどじゃない。でも、ちょっと臭いが気になる」
最初の頃の私は、この状態によくなっていました。
そこで買ったのが、犬用のシャンプータオルです。
ウェットティッシュのような感覚で、体をサッと拭けるものです。
全身を洗って乾かす必要がないので、ちょっと気になるときのお手入れとして使っていました。
犬のお風呂って、入れるだけじゃないんですよね。
洗って、タオルで拭いて、ドライヤーで乾かして、お風呂場を片づけて……。
一仕事です。
散歩などで部分的に汚れた程度なら、濡らしたタオルなどで拭く方法もあります。
「ちょっと汚れた=毎回シャンプー」にしないだけでも、飼い主の負担はずいぶん変わります。
私はこれを気に入って使っていました。
共働き家庭なら毎週のお風呂を頑張りすぎなくてもいい
共働きで犬と暮らしていると、平日は散歩、ごはん、トイレのお世話だけでも結構忙しいものです。
そこに毎週のお風呂まで「やらなきゃいけないこと」として加わると、なかなか大変です。
わが家も最初の1〜2年はトリミングの間に自宅でシャンプーしていました。
でも、臭いが気にならなくなってからは、月1回のトリミングでシャンプーしてもらうだけになりました。
最初から「毎週」「○週間ごと」ときっちり決めなくても、その子の状態を見ながら、家庭で無理なく続けられるペースを探していけばいいと思います。
保護犬のシャンプーはいつから?わが家は迎えた初日に洗いました
わが家は、保護犬を迎えた初日にシャンプーしました。
でも、これは「保護犬なら初日にシャンプーしたほうがいい」という意味ではありません。
今なら「臭いがするから、とにかくすぐ洗わなくちゃ」とは考えないと思います。
保護犬にとって、新しい家に来た日は大きな環境の変化です。
知らない場所、知らない人、知らない音。
ただでさえ緊張している子なら、お風呂まで一気に済ませるより、まず落ち着いて過ごせることを優先したほうがいい場合もあります。
一方で、体がかなり汚れているなど、早めにきれいにしたいケースもあるでしょう。
「保護犬だから初日はシャンプーしない」
「保護犬だからすぐ洗う」
と一律に決めるのではなく、その子の体調や汚れ具合、怖がり方などを見ながら考えるのがいいと思います。
そして、わが家のように「もう初日に洗っちゃった」という人も、それだけで必要以上に心配しなくていいと思います。
これから一緒に暮らしながら、その子に合うお手入れのペースを見つけていけばいいと思います。
迎えたばかりの保護犬が新しい家に慣れていく様子や、わが家で意識したことはこちらの記事にまとめています。

犬のシャンプー頻度についてよくある疑問
犬を週1回シャンプーしてもいい?
健康な犬を日常的に週1回シャンプーする場合は、皮膚への負担にも注意が必要です。
ただし、皮膚病の治療として獣医師から週1回などの薬用シャンプーを指示されるケースは別です。
皮膚の状態や使用するシャンプーによって適切な頻度は変わります。
月1回だけでも大丈夫?
健康状態や汚れ具合に問題がなければ、月1回程度で十分な犬もいます。
わが家も最終的には、月1回のトリミングでシャンプーしてもらうだけでした。
臭いが気になったらシャンプーしていい?
汚れて臭っているのであれば、シャンプーも選択肢のひとつです。
ただし、いつもと違う強い臭いがしたり、フケ、赤み、かゆみ、ベタつきなどもあったりする場合は、洗う回数を増やす前に皮膚の状態を確認したほうが安心です。
トリミングに行っている犬も家でシャンプーする?
トリミングでシャンプーしてもらっていて、その間に汚れや臭いがそれほど気にならなければ、必ず自宅でもシャンプーしなければならないわけではありません。
わが家は最初こそトリミングの間にも洗っていましたが、後には月1回のトリミングだけになりました。
まとめ|犬のシャンプー頻度は暮らしながら見つけていけばいい
犬のシャンプーには目安がありますが、大切なのは「○週間に1回」という数字だけではありません。
わが家も保護犬を迎えたばかりの頃は、1〜2週間すると臭いが気になり、月1回のトリミングの間にも自宅でシャンプーしていました。
それが一緒に暮らしていくうちに臭いもフケも気にならなくなり、最終的には月1回のトリミングだけになりました。
初めて犬を室内で飼うと、
「ちゃんと清潔にできているかな」
「そろそろ洗わないとダメかな」
と気になるかもしれません。
でも、最初から「うちのコは月○回が正解」と決めなくても大丈夫です。
一般的な目安を知ったうえで、臭いや皮膚、毛の状態を見ながら少しずつ調整していく。
最初から完璧な頻度がわからなくても、暮らしながら「うちのコにはこれくらいがちょうどいい」を見つけていけばいいと思います。
